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革の用語集
憶えておいて損しない、基本的な革にまつわる用語を五十音順にまとめました。
 
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行
 
た行
ダイヤモンドパイソン
(革の種類)
ニシキヘビ革。全身にダイヤ型の連続的な斑紋・模様があるところからこう呼ばれる。 皮質の丈夫さや、大きさの点では利用度も高く、他の皮革には見られない美しさとワイルド感がある。 トカゲと同様に背中を活かしたBelly Cut Type と、腹部を活かしたBack Cut Type があり、バッグ類、靴、ベルト等に幅広く利用される。
   
ダイヤモンドパイソン
(エナメル仕上げ)
ダイヤモンドパイソンをソフトなエナメル加工で仕上げている。しっかりとした質感と鱗の手触りがリアルな仕上げ。
   
ダイヤモンドパイソン
(ラッセル仕上げ)
ダイヤモンドパイソンをソフトなエナメル加工で仕上げている。
艶やかさが加わりゴージャスな雰囲気。
   
ダウンジャケット ダウン(鳥の胸毛・羽毛)をキルティングしてジャケット上にしたものを指す。もともとは寒冷地における防寒服として作られたものだが、近年ではファッション性から冬のファッションアイテムとして一般化している。なお、ダウンジャケットをベスト状にしたものはダウンベストと呼ぶ。
   
タック 平面的な布を身体にフィットさせるため、またはデザイン的な装飾として、縫ったひだのことを指す。 「タック」とは、「布などを折りたたむ、つまむ、ひだを取る、縫いひだ」などの意味を持つ。 このタックは、婦人服の胸部分、スカートやパンツのウエスト部分、袖山、シャツのフロント部分など、衣服の様々な場所に用いられている。
   
   
   
ダーツ 布の一部をつまんで縫い消すことをいう。 ダーツを施す目的としては、体型に合わせるため、立体的な丸みや膨らみを出すため、またはデザイン的な装飾として、などが挙げられる。 ダーツは「投げ矢」を意味し、平面上でみると矢のように先が尖った形になっているためこの名前がついた。 ダーツが施される位置によって、ウエストダーツ、ショルダーダーツ、サイドダーツ、フロントダーツ、エルボーダーツなどの名称となる。
   
タンニン鞣し【なめし】 皮革のなめし方法の中でももっとも伝統的な方法。「渋なめし」「植物なめし」とも呼ばれる皮をなめす方法で、植物に含まれている「渋(タンニン)」には、皮に含まれているコラーゲン成分を結合させる働きがある。このため、タンニンなめしをすることで、皮の繊維組織を固くして、性質を安定させる効果がある。
   
チャップス ズボンの上から下腿部に巻きつける形で装着する衣料。脚部を保護するため、脚絆と似ている。下半身を覆うズボンのタイプも存在する。
最下部のストラップをジョッパーブーツなどの短靴の靴底にかけ、ジッパーやマジックテープで止めるタイプが多い。材質は皮革製、布製、ゴム繊維製などがある。
長靴(乗馬ブーツ)を履く場合には使用しない。
また、近年ではハーレーダビッドソン等のオートバイに乗るライダー達がレザージャケットと共に装着することも多い。
   
チンストラップ 首部分を留める、台衿と同じ幅のやや飛び出した部分に対する古着業界独特の名称。衿元のバタつきを抑えるためにあった。30年代以前の「ワークシャツ」、「カバーオール」等に多く用いられる。レア度大。
   
ツートーンジャンパー ツートーン(二色の組み合わせ)で作られたジャンパーという意味。スタジアムジャンパーなどのように、全体と袖の部分などが色違いとなっているジャンパーの総称。
   
テーラードカラー
(背広えり)
男性の背広などに見られるようなしっかりとした感じに仕上げられた衿のことを指す。
テーラードとはそもそも「紳士服仕立ての」という意味があり、背広衿と呼ばれることもある。 上衿やラペルの形状、ゴージの高さなどにより様々な種類がある。
   

テンガロンハット

両横が巻き上がった幅広のつばと、中折れ型の高いクラウン(山部)が特徴の帽子。 カウボーイハット、ウエスタンハットと呼ばれることもあり、テンガロンとは水が10ガロン入るほど大きい帽子、という意味に由来する。
   
トレンチコート 第1次世界大戦末期にイギリス陸軍に採用されたコートで戦後一般に利用されるようになった。ダブルブレストでベルト、ガンパッチ、エポーレット、背中の充て布など複雑なディテールとなっているのが特徴。
トレンチコートの複雑な造詣には実はそれぞれにしっかりとした意味があり、まさに実用性の塊ともいわれるコートである。
   

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