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革の用語集
憶えておいて損しない、基本的な革にまつわる用語を五十音順にまとめました。
 
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行
 
な行
鞣し【なめし】 なめし(鞣し)とは、生ものである皮はそのままにしておくと腐敗したり劣化したりする。そうした皮を利用できるように、腐敗や劣化から防ぐ加工技術のことを指す。また、単なる保護だけでなく、耐久性を持たせるほか、革製品として利用できるように必要な作業のことを総じてなめし(鞣し)と呼ぶ。
   
ヌメ革 牛皮を植物から抽出したタンニンという成分で長時間かけてなめした、皮本来の味を大事にした革。また、使い込むとあめ色になり、独特の光沢を放ち、まさに自分色という感じに経年変化する。特にナチュラルは革独特の色に変化するので革好きにはたまらない楽しみがある。
商品によっては入荷時期より自然変化、いい意味での日焼けのある場合があるが、これはナチュラルの持つ、革の味わいの良さ。 
   
ヌバック 革の銀面をごく軽くペーパーで摩擦して起毛させベルベット状に仕上げた革のこと。 バックスキンに似ており「新しいバックスキン」を意味する名称。 ビロードのような高級感がある。銀磨り(ぎんずり)とも言う。 高級。
   
ノーベント(ベンツ) タキシード、礼服などといったスーツの場合にはノーベント(ノーベンツ)となる。
乗馬のようなスポーティーなシーンとは違い、華やかなパーティー、厳格な式典での衣装となればベントがなくとも良い。 ノーベントが最もフォーマルになる。
   
   

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