レザーウォッシュEXがあるだけで、レザーウェアが自宅の洗濯機で洗濯できちゃうんです！

約4着分洗える画期的な革の栄養洗濯剤です。
レザーウォッシュを使用して「年期の入った汚れ」「臭い」「カビ」などを落とすことができます。
洗浄液と仕上げ液を濃くつくることで栄養成分を革に残すことができます。

■洗えるもの
・革：牛、豚、鹿、羊、山羊、馬、カンガルー、ダチョウなど
・革の加工方法：表革、裏革(スエード)、ヌバック、バックスキン
・製品：ジャケット、コート、スカート、パンツ、ライダース(つなぎ)、
   ベスト、革手袋、ムートン衣料、ムートンクッション、ムートンシーツ、スタジアムジャンパー
※フォックスやラビットの毛皮がついたものも色が純白以外のものであれば洗えます。
※毛皮のマフラーも同様に純白以外なら洗えます。

■洗えないもの
・革ヌメ革、爬虫類(ワニ トカゲ ヘビ)
・全体が毛皮で覆われている衣料(ムートンは洗濯OK)
・純白の毛皮製品


＜使用方法＞

今回はスタッフのビンテージ革ジャンを洗ってみようと思います。
なかなか年季が入っていて、普段の手入れだけでは取り切れない汚れと臭いが付いています。

洗濯の前に目立たない部分を洗剤を含ませた布で拭いて変色の確認をしてください。
また、汚れのひどい部分は同品を使ってブラシやもみ洗いをしてから洗濯にとりかかることをオススメします。



それでは取扱説明書に従い「手動式」で洗濯してみましょう。



1、革ジャンのファスナーやボタンを閉めます。
こうすることで洗濯中に金属部が動いて革を傷つけるのを防いでくれます。




2、革ジャンを洗濯ネットに入れます。
故意に色落ちやエイジングさせたい人は使わないようですが、仕上がりが予測できないのでネットに入れておいた方が安心です。



3、洗濯槽に水と皮革洗剤を入れ、1000倍希釈の洗浄液を作ります。
スポーツドリンクのような匂いがしますが洗濯後にはなくなりますのでご安心を。
※皮革洗剤は約20リットルの水に対して容器の4分の1を使います。水量に応じて調整してみてください。（洗浄液が濃くなる分には問題ありません）

全自動で洗う場合
このページでは説明書通りに手動式での洗い方を実践していますが、全自動で洗うこともできます。
・皮革洗剤と柔軟仕上剤をそれぞれ専用の投入口に入れてからソフト（弱水流）を選択します
・すすぎ時間を1〜2分、脱水はかけない設定にして洗濯を開始し、終わったら手順6に進んで下さい。



4、洗濯機に革ジャンを入れ、手で洗浄液と革ジャンを馴染ませたら「ソフト（弱水流）コース」を選んで洗濯開始。
※洗濯のみです。この時点ではすすぎ洗いはしません。



5、洗い終わったら排水し、新しい水と柔軟仕上剤を入れてすすぎ洗い（1〜2分）をします。
※水量と柔軟仕上剤の量は、洗濯の際の水量と皮革洗剤の量と同じです。

6、すすぎ終わったら排水をし、濡れたままの革ジャンを不要なタオル等で包んでしっかりと水分を取ります。
※シワの原因になるので脱水は控えて下さい。脱水と違って手間はかかりますが、シワが段違いで減ります。



7、では最後の仕上げに入りましょう。
水気を取った革ジャンに少量のミンクオイルスプレーを吹き付け、柔らかい布で全体い馴染ませます。
そのあと日の当たらない場所で2〜3日陰干しをしますが、半乾き状態の時にも少量のミンクオイルを馴染ませて下さい。

■ワンポイント
乾き初めの時にシワになって欲しくない箇所をひっぱったり、羽織ったりして伸ばすなど、革ジャンの様子をみながらクセをつけてあげるとカッコよく仕上がりますよ♪

8、最後に、完全に乾いてからもう一度少量のミンクオイルを馴染ませて完了です！
スタッフも思っていた以上に革ジャンがキレイになって大喜びしています。